SSブログ

夏が逝く

酒井法子さん→酒井法子容疑者→酒井法子被告、になってしまいましたね。
この件についての報道を見ると、妻に覚醒剤をすすめた旦那の罪を問う声はないのか、という疑問が残る。彼女をかばうわけではないが。
年頃の娘を持つ親なら、ろくに仕事や勉強をせず遊び歩いている男と一緒になると、ジャンキーにされたりして人生棒に振るよ、と娘に言い聞かせるであろう。
----

ところで、今年の夏は結局どこへも遊びに行かなかった。というか、どっかへ行こうという気になれなかった。
もっとも、この前熊本に行ったが、あれは亡父の十年祭のために母の家に帰ったのであり、どちらかというと仕事で行ったという気分である(不適切な言い方かもしれないが)。
仕事の方も、研究棟の引っ越しや大学改組の仕事があったりして、休みをとる余裕がなかった。
今になってようやく落ち着いたので、暇ができたらどこかへ行きたいと思う。

もうすぐ8月が終わる。夏が逝く。
(「夏が逝く」というのは、僕の好きなフォークデュオ「ふきのとう」の歌のタイトル)
私の研究室の卒論生は大学院入試を終え、いよいよ卒論研究の後半戦に入る。
その前に、卒論中間発表(レポート、プレゼン)が待っている。
この機会に、論文の書き方を卒論生に伝授せねばと思う。
卒論、学術論文に限らず文書全般、ある種の型(カタ)にあてはめて書くものである。
しかし、日本の国語教育では、読書感想文など作文の宿題は課しても、文書の書き方というものをほとんど教えないので、大学生は文書の書き方を知らずに戸惑っているふしがある。
その状態で卒論を書くので、僕は毎年それを朱筆でびっしり修正する。1ページ丸ごと修正ということも珍しくない。
文書の書き方については、木下是雄「理科系の作文技術」(中公新書)という名著があるが、これを自分から読むのはごく一部のできる学生だけである。
だから、文書執筆に関する授業を1コマ設けてもいいくらいだと思うのだが、実現しそうにもない。
だから、卒論指導の場で教えるしかない。
卒業論文は、卒論研究をすることに加えて、論文・レポートを書いたりプレゼンをしたり、研究にかかわる一連の仕事の仕方を教える場でもある。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 1

全国学力テスト総選挙 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。