助けて！小沢が怖い

政治の事は当分書かないと何日か前に書いたけど、やっぱり書いてしまう。申し訳ない。
思うこと腹に溜めるより、適度に吐き出した方が、精神健康上いいかもしれないので。

今日は病院で検査のため、休暇をとった。
検査後の帰り道寄ったコンビニで、「週刊現代」1月23日号の「助けて！小沢が怖い」の大見出しにつられて、同誌を買った。
内容は、民主党内での小沢幹事長の圧政ぶりに根を上げた民主党議員の匿名座談会である。
要するに今の民主党内、誰も自由に意見が言えない状態なのである。
下手な事を言うとたちまち小沢やその取り巻きから粛清される。
マスコミに接触すればその情報はたちまち小沢に伝わるし、そういう情報を密告する仕組みもあるという。
この匿名座談会も命がけの参加で、当初10名集まる予定だったが、ドタキャンが相次ぎ、結局集まったのは4名だけとのこと。
もし参加がバレれば、直ちに小沢のブラックリストに載ってしまう。比例選出議員は名簿の最下位に移動させられ、落選させられるという。
あまりの小沢の圧政ぶりに、

このまま参院選も大勝したら、誰も小沢を止められなくなる。いっそ負けた方がいい

という声まで出ている。
これでは、北朝鮮か冷戦時代の共産圏国家と全然変わらないではないか、呆れた話である。

見出しの「助けて！小沢が怖い」
そう思っているのは民主党議員だけでない、私も怖い。そう思っている人、もっといると思う。
だいたい、最近聞く政治のニュース、小沢の独裁政治か鳩山内閣のオソマツ政治のどちらかばかりである。
呆れるか恐怖を覚えるかのどちらかで、精神衛生を害する。
例えば、地方や業界団体などの陳情は民主党幹事長室に一本化して通すなんて、それじゃあ、地方自治体の首長、業界団体は誰も小沢に服従せざるを得なくなるのは明白である。

あと、小沢が怖いと思うのは、独裁体制を敷いた上でどういう事をやらかすか分からないからである。
テレビなどではあまり報じないが、今度の国会では、外国人地方参政権付与法案、夫婦別姓法案が提出されると言われている。
これらはそれぞれ国家主権、人間社会の基本である家族のあり方に関する重大な案件である。
そういった事をマニフェストに載せず、選挙で政権をとったら、さああとはこっちのもんだ、やりたい放題やらせてもらうぞ、って、これは国民に対する背信行為ではないか。
外国人参政権について、現状でさえ竹島・尖閣諸島の領土問題で日本政府は及び腰なのに、さらに外国人参政権を与えたら、外国の内政干渉にお墨付きを与えるようなものである。

天皇陛下「特例」会見の件では、小沢は天皇を私物化していると批判が出た。
いや、小沢は日本を私物化しようとしているとしか思えない。
こんな政治放置したら、日本は破滅するぞ。

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