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老人差別と義憤(たちあがれ日本)

「たちあがれ日本」報道について。

新党に参加したメンバーが高齢者ばかりという報道をよく耳にする。
党がこれから10年20年やっていくには、若手・中堅のホープが望まれるのは、私も同感である。
しかし、報道を聞くと、それより度をこして、「老人会」だとか、年寄りばっかりで何が出来るんだとか、老人ばかりだから何もできないだろうという言辞ばかりで、はっきり言って老人差別だ。
石原慎太郎氏が
60、70代の年寄りばかりじゃないか、言うのは簡単だよ。簡単だけど、じゃあ、30代、40、50の中に、われわれと同じくらい、この国を憂えている人間がどれだけいるんだい?

と憤慨するのは当然である。
マスコミは、どこかの団体から抗議が来そうな差別用語にはずいぶん神経を使うが、この種の差別は言いたい放題か?

これから高齢化社会を迎える。
お元気なお年寄りの方々にはこれからもご活躍をされ、若輩のよきアドバイザーになってください、というならともかく、年寄りはさっさと引っ込んでろ、と失礼な言辞ばかり。
そもそも「加齢臭」って、誰が言い出したんだ?
大変失礼で不愉快な言葉だ。

皇后陛下がいつか記者会見で高齢化社会について、長寿をことほぐという考え方がほしい、という旨おっしゃってる。
それが本来のあるべき高齢者に対する態度だ。

「義憤」が足りない、いまの日本には。

良識ある人ならみな、いまの民主党政治に怒髪天を衝く思いだろう。
一番腹立たしいのは、外国人参政権。
外国人参政権で、民主党は国民を騙した。
日本の政治を揺るがす重大な事案にも関わらず、マニフェストに載せずに選挙に臨み、大勝して政権をとったらさあこっちのもんだとINDEX2009から取り出し、日本国民でなく韓国人に対して約束する。
一体どこの国の人々に対して政治をやってるんだ!
こういうのを「売国奴」というのだ。
外国人参政権の他に、家族解体を図る夫婦別姓、言論弾圧の暗黒社会に日本を落とし込む人権侵害救済法案…これでもかあれでもかと亡国法案を並べ立て、首相は「命を守りたい」と矛盾したことを演説で言う。

その他、一向に進展せず首相のイニシアティブが全く感じられない普天間基地移転問題。
国の財政を全く考慮せず、子供手当て、高校無償化、高速道路無料化などのポピュリズム政策に、湯水のごとく金を流し込む。
国家がやるべき事の重要性・優先度を全く無視した「事業仕分け」のパフォーマンス。
自民党時代よりひどくなった、露骨な受諾収賄型・利益誘導型政治。

こんな滅茶苦茶で亡国的な民主党政治、続けさせたら日本が沈没してしまう。
こういう民主党に、心ある者は義憤を持たなければならない。
自民党にはそういう義憤が感じられない。
「離党者が4人だけでほっとした」など危機感の感じられないことばかり言うから、民主党が支持率さげても、自民党の支持率が一向に上がらないのだ。

民主党、小沢幹事長、鳩山首相は直ちに政権の座から引きずり下ろさなければならない。
それを、民主党失政に対し「しょうがねえなあ」とヘラヘラしている若者・中年者には、「たちあがれ日本」を年寄りばかりだと笑う資格はない。

本当にたちあがるべきなのは、我々日本人・日本国民なのだ。
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