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外国人参政権に反対する一万人集会、行ってきました

会場の日本武道館は想像以上の参加者の多さであった。
主催者発表によると、参加者数は10257人。
まさに「一万人大会」となったわけで、外国人参政権問題に対する関心の強さが伺えた。

登壇者の講演の中で気になった内容を二つ記しておく。

一番目は、加戸守行・愛媛県知事の講演から(私は数年前まで愛媛県松山に住んでいたので、懐かしい)。



歴史教科者採択に関する訴訟の実態って、こうだったのか。
こういう事例がある中での外国人地方参政権付与は危険であるという加戸知事の話には説得力があった。

二番目は、関岡英之氏(ノンフィクション作家)の講演から。
以前ブログで、法務省の一部の官僚が夫婦別姓を推しているという話を書いたが、外国人参政権についてもある(元)官僚が絡んでいたそうである。
その元法務官僚は自著で、移民1000万人を推進して、将来の日本は閣僚に外国人が数人いるという国際化された国家にしたいということを記している。
とんでもない話だ。
政治の中枢にまで外国の干渉を受け入れるとどうなるのか、分かって言っているのか?
国家と国民を守るのが霞が関のエリートの役割のはずなのに、それと真逆なことをやっている。

さて、大会の内容は次のとおりだった。

1.はじめに、国歌斉唱。

2.主催者代表として佐々淳行氏(初代内閣安全保障室長)の挨拶があった。
演説は力強いが、佐々氏は足腰が弱っているのだろうか、杖をついて介添え付きで歩いていたので、だいじょうぶかなと思う。

3.各党からの挨拶
亀井静香氏(国民新党・金融担当大臣)
大島理森氏(自民党幹事長、衆議院議員)
平沼赳夫氏(たちあがれ日本代表、衆議院議員)
松原仁氏(民主党、衆議院議員)
渡辺喜美氏(みんなの党代表、衆議院議員)

亀井氏は現在閣内で外国人参政権・夫婦別姓にストップをかけており、我々にとっては感謝すべき存在である。
ところが、演説は、アメリカ直輸入の「改革」ですさんだ日本の現状を嘆き、それから、郵政民営化批判の方向へ話が進んでしまい、途中で「外国人参政権の話をしろ」とかのヤジで騒然となった。
亀井氏が暴れるのは国会・閣内だけではないのか。

新党旗揚げ間もない平沼赳夫氏も「たちあがって」演説。
韓国資本に不動産を買収しまくられている対馬の現状を嘆いた。

ある意味「可哀想」なのは松原氏である。
こういうイベントに集まるのは民主党を親の敵のように憎んでいる人が多いので、登壇するやいなや野次で騒然となった。
次のみんなの党・渡辺代表にも、民主党政治をこき下ろされる。
民主党の保守派って肩身が狭いね。
といっても、民主党には投票しないけど。

4.各界からの提言
加戸守行氏(愛媛県知事)
小杉直氏(熊本県議会議長)
石田一夫氏(UIゼンセン同盟副会長)
エドワーズ博美氏(メリーランド大学講師)
関岡英之氏(ノンフィクション作家)

「UIゼンセン同盟」は民主党支持母体である連合傘下の最大の産業別労組である。
連合では外国人参政権賛成の立場をとっている中、ゼンセン同盟が反対を表明したのは画期的である。
もっとも、「UI」からどうしても「友愛」を連想してしまうのだが。

5.運動方針発表 百地章氏(日本大学教授)
6.地方議員署名を各党代表に提出
(閉会)

九段下駅から武道館への行き帰り、いろんな団体のチラシを受け取った。
外国人参政権・夫婦別姓反対、中国によるチベット・ウイグル弾圧への抗議、国民新党そして幸福実現党と。
帰り道、国民新党のビラ配りの人が多かった。
参議院選が近いからなあ。

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