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辻本国土交通副大臣辞任

私が家でも民主党の批判ばっかりしているので、家人は(民主党支持者ではないが)けむたがっている。
だからというわけでもないし、私が転向したわけでもないが…

民主党政治の一部は、自民党政治の負の遺産がブーメランになって返ってきているのではないか。

カネと政治について、小沢一郎は自民党の田中角栄・金丸信といった、金銭スキャンダルの絶えない系列の出身である。
外国人参政権は、自民党でも賛成していた人がいた。それが、与謝野馨氏が産経新聞に外国人参政権を否定する論文を書いて、それ以来自民党内の賛成派は下火になった。
人権擁護法案は、以前自民党内で提案されて問題になった。最初、マスメディアが規制の対象になったので、マスコミが一斉に「メディア規制法案」反対キャンペーンを張ったのを覚えている方は多いだろう。その後、個人が規制対象になった法案が出されたとき、マスコミは何故かあまり報道しなかったが、党内で大揉めに揉め、平沼赳夫氏、城内実氏らが猛反対してつぶした。
「負の遺産」の最たるものは、靖国神社に代わる国立追悼施設、国会図書館恒久平和調査局の設置という政策ではないか。
首相が近隣諸国の顔色を伺って靖国神社参拝をやめ、村山談話と言った自虐史観に反対の論陣を張らず、ずるずると引きずってきたところから、こうした売国法案の素地はできあがってきたのではないか。

民主党を潰せばOKというわけでなく、自民党が保守政党としての矜持を取り戻すことも必要である。

ちょっと話題を変えて。

福島瑞穂消費者・少子化担当相が罷免されたのに合わせて、社民党が連立政権を離脱した。
私は社民党のやる事なす事全部反対だが、辻元清美が国土交通副大臣を辞任した時のコメントが、ちょっと心に残った。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100531-OYT1T00520.htm?from=yoltop

「国交省には利権の巣窟(そうくつ)のイメージがあったが、(職員の)みんなが変えていこうという思いに賛同してくれた。辞めるのはさみしいしつらい」
と涙ながらに話したそうである。

「ほらそうでしょ!」と言いたい気持ちである。
彼女が本心からそう思ったなら、最近世にはびこる官僚叩き、公務員叩きといったポピュリズムが間違っていることに気づいたと思うし、気づいて欲しいと思う。
私の大学時代の友人にも霞ヶ関で働いている人が何人かいるが、利権で私腹を肥やすような者はいない。
みな、真面目に地味に日々の業務をこなしている者ばかりである。
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