落選法相が死刑執行：追憶の夜：SSブログ

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落選法相が死刑執行 [編集]

千葉法相が死刑執行を命令し、刑が執行された。
法務大臣は死刑確定囚には刑執行命令を下す義務があるのだから、このことは当然の任務を遂行したまでだと言えるかもしれない。
しかし、千葉景子はこの前の参院選で落選したのだ。
国会議員でいるに値しないと、有権者に烙印を押されたのだ。国会議員として法務大臣に就任したのなら、落選したら大臣の座を辞するのが当然である。
周知の通り、千葉景子が法務大臣に留任していることに対し、多くの批判が寄せられている。
残虐犯とはいえ、死刑は人間の生命を奪う重大な行為である。
議員落選したのにお情けで留任させてもらっているような大臣が、死刑執行命令という重大な判断をすることが、果たして適切であろうか？
その点、私は強い違和感を感じる。
死刑という重い刑の執行は、やはり、国民が納得する形でその座に就いている法務大臣が最終決定をすべきではないか。

なお、私は死刑反対論者ではない、念のため。
それに、今回死刑執行された２人の罪状を見ると、死刑になって当たり前というような内容である。
そのひとつは、私も記憶している。
犯人は強盗に押し入った宝石店で店員を殺害、放火して逃げた。
被害者を殺害してそれから店に火をつけたのではない。
生きている人間をガムテープで縛り、そこにガソリンを撒いて火を放ったのだ。
想像するだにゾッとする犯罪である。
こんな犯人、アムネスティがいくら文句言おうが、死刑以外は考えられない。