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シンナーで失明した盲学校教師、薬物の怖さを訴える

18歳時シンナー乱用で失明の教諭、高校で講演
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101219-OYT1T00263.htm?from=main3

佐賀県の盲学校教諭が高校で講演し、薬物依存の恐怖を訴えたそうである。

この先生、中学2年の時非行グループに加わり、シンナーを吸うようになった。
シンナー遊びを続けて18歳のある日、シンナーを吸っていたら頭痛と息苦しさに襲われ、病院に運ばれた。
そして、目が覚めた時、自分が視力を失っていたことに気付いた…

その後この先生は勉強に励み大学に進み、マッサージなどを指導する教師になったとのこと。
講演ではこの体験を披露、「社会や家族のお荷物となり、自分の存在価値がないことを自覚したのが最もつらかった」と振り返ったそうである。

私は大学に勤めているが、どこの大学でも薬物問題には神経を尖らせており、「ダメ!ゼッタイ!」とかいったポスターを貼ったり、パンフレットを配ったりして、啓発に努めている。
その一方で大学での薬物事件が絶えず、学生たちはどれだけ薬物の怖さを知っているのだろうかと思うことがある。
シンナーで失明するのか、と私は驚いた。
そして、このことからも、シンナー中毒の怖さ、そして、薬物依存の怖さを肝に銘じなければならない。

最近、酒井法子が「贖罪本」を出版してちょっと物議を醸している。
しかしメディアは、あの元アイドルが覚醒剤!?とセンセーショナルに騒ぐより、覚醒剤中毒の先に待っている現実を伝えるべきではないか。
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