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日本の歴史・伝統に敬意のかけらもない祝日法改正案



国民の大半がメリットがないと反対している連休分散。
民主党はまだ諦めていないらしい。

民主党の「成長戦略・経済対策プロジェクトチーム」(直嶋正行座長)がまとめている、連休分散化構想。
具体的には、日本を東日本・南関東・西日本の3ブロックに分け、それぞれ10月の第2週、第3週、第4週に連休を割り振るというのである。
10月第1週は連休としない。
それが何故かというと、その週は中国では国慶節の大型連休に当たり、中国人観光客が大勢来日しても混雑しないよう、日本人を休ませないようにするからという。
おまけに白眞勲が、韓国の「秋夕」(チュソク、韓国の旧盆)にも配慮してくれと口出ししている。
日本の祝日、いったいどこの国のための祝日やら…

祝日は元来、皇室祭祀といった国のお祭り、お祝い事のために設けられているのであり、慶祝行事などを行うため官公庁・企業・学校などを休ませているのである。
レジャーに出かけるために祝日にしているのではない。

日本の祝日、大半は皇室祭祀に由来しているのであり、元日は四方拝、建国記念の日は紀元節、春分の日・秋分の日はそれぞれ春季皇霊祭・秋季皇霊祭、文化の日は明治節(明治天皇の誕生日)、勤労感謝の日は新嘗祭である。
それに、昭和の日(昭和天皇の誕生日)、今上陛下の誕生日も加わる。
皇室祭祀以外でも、体育の日であった10月10日は東京オリンピック開会式の日、戦後日本の復興と発展を象徴する、記念すべき日ではなかったか?

それなのに現在検討されている祝日法改正案、祝日の本来の意義をまったく考慮せず、ただレジャーの日を作ろうと腐心している。
日本の歴史と伝統に対する敬意はかけらも感じられない。
それどころか、中国の祝日に合わせて日本の祝日を変えようというから、話にならない。
日本は自国の歴史と伝統より、中国サマの歴史と伝統を重視するのか。
けしからん話である。

左翼の民主党。
10月の連休分散化が達成されたら、今度は昭和の日、天皇誕生日を潰そうということも、考えているかもしれない。
祝日法改正案、反対しなければならない。
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