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九州新幹線の列車名

JTB時刻表3月号を買って、読んでいる。
九州新幹線全線開業に伴うダイヤ改正号である。

九州新幹線に加えて東北新幹線「はやぶさ」デビューと、新しい内容が多い。

で、九州新幹線なのだが。
九州新幹線の列車名、今までの報道などから、私は次のようになると思い込んでいた。

(1) 九州新幹線のみを走るのが「つばめ」
(2) 山陽新幹線・九州新幹線をまたがって走るのが「さくら」
(3) (2)のうちの超特急タイプが「みずほ」(社民党党首を連想しないように)

ところが、時刻表を開いてみると、九州新幹線内のみ走る「さくら」も結構多いのである。
というより、「さくら」の半分くらいが博多から先の運転なのである。
中には、博多・熊本間のみの「さくら」もある。
これでは、昔の急行「ぎんなん」ではないか。
結局、列車名は次に記すように付けられているのである。

<1> 九州新幹線のみを走る各駅停車が「つばめ」
<2> 九州新幹線を走る速達タイプ、つまり、一部駅を通過するのが「さくら」。その一部は、山陽新幹線にも乗り入れる。
<3> <2>のうちの超特急タイプが「みずほ」

しかし、「つばめ」といえば、昔東京・大阪間を走っていた超特急、日本の鉄道史を飾る伝統ある列車名ではないか。
それが九州新幹線の短区間の各停列車とは。
「つばめ」という列車名にもっと敬意を表して欲しい気がする。

九州新幹線の筑後船小屋駅は古賀誠がつくらせたそうで、「まこと駅」と地元で呼ばれていると聞く。
古賀誠氏は列車名については口出ししなかったのか。
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