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原発と選挙

先日は熊谷市で39℃を記録して、真夏の電力事情が不安になってきた。

原発については賛否二分しているが、現在の日本、原発なしでは電力が不足するのはどうしようもない事実である。
ドイツだって、脱原発路線を決めたというが、実際は原発大国フランスから電気を買って電力需要に対応するそうである。

さて、この前の統一地方選、東京都世田谷区長選では、脱原発を旗印に掲げた候補が新区長に選ばれた。
この新区長、中学生の時、大学紛争を真似して左翼学生運動を行い、それを内申書に書かれて高校受験に落ちたら、それを逆恨みして裁判を起こした御仁である。
市民活動家上がりの政治家を国政のトップに据えてひどい目にあっているのに、世田谷区民はそれにも懲りず、また左巻きの市民活動家を選挙で選んだのかと、私は呆れた。

ならば、原発停止による電力不足は、脱原発派を区長に選んだ世田谷区民にツケを回してはどうか。
民主党を選んでひどい目にあっているのは、民主党を与党に選んだ国民にも責任はある
(もちろん、外国人参政権などの政策をマニフェストに載せず国民を騙した民主党も責められるべきであるが)。
原発要らないという人物を区政のトップに選んだ区民は、選挙してハイ終わりでなく、自分たちの投票行動に責任をもつべきである。
日本の電力、3割は原子力が担っているから、世田谷区だけ供給電力を70%にカットしてはどうだろう(技術的に可能か知らないが)。
まあ、世田谷区民にも、こんな左巻き、区長にするものかと思っていた方もいるはずで、その方には気の毒であるが。
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凍え馬

反原発派の主張「ドイツは脱原発路線を決めた⇒だから日本も脱原発すべきだ。」には幾多の矛盾があります。

1.ドイツはフランスから電気を買えるが、日本は島国ゆえに隣国との電気の売買は不可能(やりたくもないけど…)
2.その電気の8割は原子力由来のものなのだから、結局は原子力に頼ってるとしか言いようがない…
3.反原発派は「地方に原発があるのは東京のエゴだ、本当に原発が必要なら東京に造れ」と主張しているが、これは「電気の地産地消」という考え方なのだが、ドイツが原子力由来のフランス製の電気を買うことと、東京が地方の原子力由来の電気を買うことはどういう違いがあるのか?

ドイツを模倣することが正しいとは思いませんね。
by 凍え馬 (2011-07-01 00:14) 

聖Judyのほうき星

コメントありがとうございます。
仰せのとおり、脱原発のドイツが原発大国フランスから電気を買うのは、筋が通っていません。
そのドイツを真似しろという論調が現れないかという懸念があります。
日本は、外国から電気を買いたくても買えませんからね。
by 聖Judyのほうき星 (2011-07-02 09:26) 

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