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ブータンツアー、問い合わせ急増



ブータン国王御夫妻が来日されてからブータンという国がにわかに脚光を浴び、旅行代理店では同国へのツアーの問い合わせが急増しているという。
このニュースを知り、岸本葉子さんの「ふわっとブータン、こんにちは」(NTT出版、1999年)を読み返した。
岸本さんが渡航した時は、ブータンのツアーを扱っている旅行社そのものがかなり少なく、何軒も旅行社に電話で照会したとのこと。
その時と比べると今は、代金が高いとはいえ、JALPAKでもブータンのツアーを扱っており、ブータンもいくらかは「開国」されたのかと思う。

岸本さんの本を読むと、ヒマラヤの山間で人々が慎ましく暮らしている様子が目に浮かんでくる。
月並みな言葉ながら「秘境」というのはこういう所のことを言うんだなと思う。
「国民総幸福量(GNH)」が高いとはどういう事か、分かったような気がする。
国王御夫妻はこんな国から来日されたのかと思う。
もっとも、幸せの国ブータンも、ヒマラヤ山脈の国境に接する領土を隣国・中国に奪われているというから、同国がこれからも安泰に存続することを願わずにはいられない。

ところで、今朝の産経新聞を見ると、「防衛相辞任は不可避」と載っている。
ブータン国王よりカネ集めパーティが大事とのたまうセンセイは、物の価値がわからぬ人間だ。
大臣たる資格はない。

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