SSブログ

石原新党についての疑問

最近、石原新党に関するニュースをよく耳にする。
石原慎太郎・東京都知事、平沼赳夫・たちあがれ日本代表、そして、亀井静香・国民新党代表が協議し、70~80人程度の新党を立ち上げ、政界に第3極をつくるということである。
今日は、新党綱領の骨子が判明したというニュースがあった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120128/stt12012801370002-n1.htm

その「石原新党」についてだが、私は次の3点が疑問である。

1.「たちあがれ日本」、「国民新党」はどうなるの?
「たちあがれ日本」は平成22年(2010年)平沼氏が立ち上げた、「保守」を基軸とする政党であり、現在平沼氏を含め5名の国会議員が所属している。
また、全国各地で所属地方議員が誕生している。
一方、「たちあがれ日本」は「かけはし塾」を設立し、若手の養成を行なっている。
この「たちあがれ日本」、石原新党が誕生した際には、新党に合流する形で発展的解消になるのだろうか。
平沼代表以外の所属議員、そして「かけはし塾」の若手達は、梯子を外される形になりやしないだろうか。
まあ、置いてけぼりということはないだろう、何らかの形で新党に入るだろうと思うが、みんな納得するだろうか。
同じ事は「国民新党」に関しても考えられる。

2.70~80人の国会議員を集められるのか?
政界の保守の中堅・若手、例えば、稲田朋美氏、山谷えり子氏、西田昌司氏、有村治子氏…みんな自民党なのね。
新党設立の際は、自民党、民主党の保守派に声をかけるということで、これらの方々にも声をかけるだろうと思うが、そう安々と応じてくれるのだろうか?
国会議員が所属政党を変えるのは、後援会の了承を得なければならないなど、結構大変である。
実際、たちあがれ日本が発足する蔡、平沼グループの一員だった城内実氏は入党の誘いに応じなかったではないか。
自民党にしろ民主党にしろ、党の大看板を捨てるのは相当勇気が要ることである。

3.橋下徹氏が入っていいのか?
新党には橋下徹・現大阪市長の合流も目されている。
石原都知事は橋下氏を随分持ち上げているが、一方、ネットの保守層には橋下氏の評判はあまりよろしくない。
橋下氏は外国人参政権付与に賛成しているという噂も聞く。
石原・平沼・亀井が立ち上げる新党とならば保守政党となるに違いないが、それに橋下氏の政治信条が相いれるだろうか?
橋下氏、そしてそれに続いて大阪維新の会がどっと新党に入ってきたら、新党の保守カラーが保たれるだろうかという懸念がある。

民主党は全然ダメ。
自民党も、河野洋平が国辱談話を残したように、国を害する連中がいる。
だから、第3極の保守勢力が必要であると私は考えるが、新党がそれに叶うものとなるか、今後も見ていきたいと思う。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。