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橋下徹市長、小中学校に「留年」導入を提案

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 大阪市の橋下徹市長と市教育委員の意見交換会が22日開かれ、橋下市長は、目標の学力水準に達しない小中学生に対し、留年の導入を検討することを提案。委員側が今夏までに一定の結論を出すことが決まった。
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120223/waf12022309010007-n1.htm

箸にも棒にも掛からない児童・生徒に対して、最後の一手としての「留年」はアリかなと思うけど、現実にはどれだけ実行可能かなあと思う。
無償教育の小中学校である生徒を留年にしたら、その生徒が留年した分余計にかかる学費は誰が負担するのだろうという問題がある。
留年は最終手段にとどめたほうがいいのでは。

小中学校の無償義務教育は国民の学力レベルの維持が趣旨だから、児童・生徒の学力回復・アップを最優先目標として、もっと現実的な教育政策を考えたらどうだろう。
例えば、成績の芳しくない生徒に対して補習授業を設定したり、別クラスで授業を行うといったことを義務付ける。
そして、そのための予算をつけたり、仕組みをつくったりする。
全教科ともいわずとも、英語、数学/算数の授業でまずはやってみるといいと思う。

私には小学生の息子がおり、ときどき勉強を見ている。
それで改めて知ったのだが、算数は途中どこか不完全なところが生じると、その後が出来なくなるようになっている。
掛け算ができないと、その後習う割り算ができない。
最小公倍数がわかっていないと、分数の足し算ができない。
数学/算数ができないというのは、過去にどこかでつまづいたのが原因であることが多い。
だから、つまづいたところまで遡って、そこからやり直して勉強すればいいのだ。

ただし、この案は問題がひとつある。
生徒の勉強を二の次にして政治活動にうつつを抜かす国賊日教組のセンセイたちが、補習授業という仕事を受け入れるかどうかである。
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