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自衛隊入隊、ご趣旨には賛同いたしますが…



加地伸行・立命館大学教授が産経新聞に連載しているコラム「古典個展」。
今回は、東大などが秋入学移行を検討していることに触れ、高校卒業から秋入学までの半年間は自衛隊に入隊せよと提案している。
国立大学教員・学生は国のお陰で勉学・研究ができることを思い起こせ、そして、国を守ることの重要さを認識せよ、ということである。

加地先生の仰せのとおりであります。
私、年に数回靖国神社に参拝し、その度に、日本を守るために散華された御英霊に心から感謝の意を表し、追悼の意を捧げています。
ただ、私自身が自衛隊に入ることを想像すると…ちょっと…

ちょっと気持ちが複雑になる…というのは、以前にも書いたけど、私は箸にも棒にも掛からない運動音痴だからである。
自慢じゃないですが、腕立て伏せ、懸垂、私、1回もできません(ホントに自慢にならない)。
高校の時、体育はクラスでビリでした。
走り高跳びの背面跳びで、バーの手前に転落したことがあります。
中学体育で武道が必修化されるそうですが、私は、大嫌いな体育の中で、柔道・剣道の武道が一番大嫌いでした。
柔道やりたくなくて、お腹が痛いと嘘を言って、体育サボりました。
高校卒業する時、柔道憎さに、柔道着を焼き捨てようと思いました(実際どうしたのか忘れたけど)。
いまでも、スポーツは嫌いで、走ることさえ憎んでます(といいながら、スキューバダイビングをやっているが、これは一般的なスポーツとは性格が異なる)。

性格的にも、協調性が全然ありませんから、団体行動は大の苦手です。

というわけで、保守の信条を持ちながらも、肉体的・精神的には軍隊や自衛隊とかいうところと全く正反対に存在している私なのである。
普通の人でさえヒーヒーいう自衛隊の訓練、私がついていけるはずがない!
もし私が戦争に行ったら、私は確実に部隊の足を引っ張ってしまう!

最近では東日本大震災の救援と、国のために日々汗をかいておられる自衛隊の方々には、敬意を抱いている。
でも自分自身が入るのは嫌と言うと、それはわがままだと怒られそうな気がして、今日一日、加地先生のコラムのことでずっとジレンマに苦しんでいたのであった。
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