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高校生が考える「水」

*「my日本」に書いたのと同じことをここにも書きます。

今日1月13日の産経新聞投稿欄に秀逸な投稿があったので、紹介する。

投稿主は16歳の高校生。
夏にゴミ拾いなどのボランティアで高尾山に登った時のこと。
その時、用意した1リットルの飲料水をすぐ飲み干してしまい、その後飲み水がなくて大変な思いをしたそうである。

この高校生が偉いのは、その経験から世界の水事情について考え、調べたことである。
驚いたのは地球上の水は98%が海水で、淡水は2%しかないということだった。しかもその淡水は氷や地下水で、飲み水など人間が使える量は0.01%、地球上の全ての水を満杯の風呂桶に例えると、人間が使える淡水は風呂桶の縁に付いた1滴程度だそうだ。

この事実には私も驚いた。
投書ではさらに、世界には清潔な飲水が得られなくて亡くなる子供が多いことなどにも触れている。

大変そうな外国に行って世界の現実に気付くというのも貴重な体験であるが、高尾山登山という身近な体験から世界の水問題に思いを致すというのも素晴らしいことであり、重要な事であると私は思う。
それと同時に、水道の蛇口をひねれば飲水がジャーと出てくることが大変奇跡的なことであると思うし、そういう日本の充実したインフラに感謝したい。
そして、水資源が如何に重要であるか、しみじみ感じさせられる。


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