こんな大学生って…？

押尾学に警視庁が逮捕状を取ったという。例の亡くなった女性にＭＤＭAを譲渡した容疑である。
やっと動いたか、警察。
こう言っては何だが、のりピーはクスリの所持・使用だけ（などと書くと、甘いと叱られるだろうが）。
それに比べて押尾は、クスリに加えて人ひとり死んでいるし、さらには、クスリ部屋に政治家の息子も出入りしていて、大物政治家が火消しに躍起になっているという話もある。
こっちの方がずーっと根が深いではないか。

で、「日経ビジネスAssocie」（2009年12月15日号）に三浦展さんが一筆書いている。
三浦氏は昨年夏に「下流大学が日本を滅ぼす！」という本を出して、それが今も売れているとか。
同誌の記事も日本の下流大学の惨状である。
驚くほど低レベルな大学生がいて、下を見ればきりがないそうである。

・レポートを携帯電話で書いてそのままメールで提出。
・卒論を教授に口述筆記させる。
・ひらがなの「も」の字を書かせると、横の線を3本書く。
・１００００÷１０が計算できない。

のりピー覚醒剤の件では、和田アキ子がテレビで「芸能界に復帰させるな！」と息巻いていた。
その言葉を真似れば、「こんな学生、就職させるな！」と、あえて言う。
こんなのが仕事に就いたら、仕事に就けない真面目な学生が可哀想である…あ、就職できるわけないか。

ちなみに、私の勤める大学、さすがにここまでひどいのは見た事がない。
上の例は一番下のレベルであり、日本の「平均」ではないと思うのだが…思いたいのだが…

三浦氏の記事によれば、地方の「四流」大学には、ゼネコンが校舎や道路をつくりたいがために設立した「箱物大学」もあるという。
国公立私立を問わず日本の大学はどこも経営が苦しいのだが、こういう大学はやはり…淘汰されてほしい。

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