SSブログ

公然パワハラ

天皇陛下特例会見の問題に関しては、朝日新聞でさえも社説(2009年12月13日)で批判しているし、日本共産党の志井和夫も苦言を呈しているという。
如何に民主政権の行動が異常だったか、ということだろう。
案の定、民主党本部・小沢邸前には右翼の街宣車が集結している。

宮内庁長官に対し、辞表を出してから意見を言え、などと暴言を吐いたのは、「1ヶ月前ルール」の是非の議論以前の問題である。
記者たちの前で公然とパワーハラスメントしているようなものである。
一時的な感情の爆発だったのだろうが、記者たちの背後で国民が小沢の言葉に驚愕しているのが想像できないのだろうか。

とにかく、民主党政権は何をしでかすか、わけがわからない。
そういう恐怖感・不安感が止まらないのだ。
景気が一向によくならないのは、その不安感が原因ではなかろうか。

小沢民主党の横暴ぶりについては、実は僕も後悔していることがある。
政権交代直後、「ルビコンの決断」(テレビ東京)で小沢の選挙戦術が取り上げられていたことをブログに書き、辻立ち説法を重視していたことに理解を示していたのだ(「民主党をとくに支持しているわけではない」と釘を刺したのが救いか)。
現場に出て人々の声に耳を傾けることは重要だと僕は考えたからだ。
その考えは今も間違っていると思わない。
むしろ、今の小沢は人々の声に全く耳を傾けようとしない、それが問題だ。
聞くと、民主党の1年生議員たちは終日その言動を小沢に監視され、不満がくすぶっているという。
新人議員を恫喝し、宮内庁長官を恫喝する。
この調子では、小沢の側近はイエスマンで固められているであろう。
リーダーがイエスマンで固められている組織は破滅するというが、それに日本が巻き込まれてはたまったもんじゃない。

ネットで、ナチス・ヒトラーも民意で選ばれた、という記述を見るたび、僕自身に対する批判に聞こえて、自分の不明さを恥じ入るばかりである。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

鳩山総理1月退陣へ朝貢訪中団 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。