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トラスト・ミー

自衛隊幹部の発言「信頼してくれ」の言葉だけでは日米同盟は維持できない、全くの正論である。
「信頼できない」言動を続ける鳩山首相などの閣僚の方がずっと問題である。
自分達の無策を棚にあげて、現場の自衛官を叱りつけるとは何事だ。
こんなことで自衛官の士気を下げまくって、どうしようというのだ?
領土問題、中国の急速な軍拡、アフガニスタン、イラク、北朝鮮、イエメンのアルカイダ勢力、ソマリアの海賊…と国際緊張の種が尽きないというのに、有事の際は大丈夫なのか、不安になる。

さらに、この事案はもっと重要な問題を抱えている。政府はこの自衛隊幹部に文書注意を行ったというが、どういう罪状で処罰をくだしたのか?
この自衛隊幹部は明確に首相を批判したわけではない。単に、首相の「トラスト・ミー」を*思わせる*発言をしたに過ぎない。
要するに、自衛隊幹部の発言が首相批判をしていると勝手に判断して、それに対して公的処分を行ったのである。
これを表現の自由の侵害と言わずして、何と言おうか?
こんなことをされたら、国民は言いたいこと何も言えなくなる。
この件は、もし人権侵害救済法案が成立すれば、政府は国民に何をしようとするのだろうという恐怖感を私に抱かせる。
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