家族解体CMに出演する浜崎あゆみ、そのCMソングを聞いて嘆く

一家の長たる父親が犬だという、人をバカにしたソフトバンクのCM。
こんなCMが受け入れられる現代の日本社会には、夫婦別姓、家族解体法案が通るかもしれない素地が出来上がっているのではないか？
「ヤンキー先生」義家弘介氏はそう演説している（下記で動画を引用する）。

そのCMに浜崎あゆみが出演していることを知って彼女に失望したと、以前のブログで書いた。
あゆファンには申し訳ないけど。
そして、そのCMを最近テレビでよく見るようになって、再び嘆かわしい気分になった。

CMの内容は次の通りである。
お父さん犬（ああ不愉快）が居酒屋で一献傾けていると、「流し」を演ずる浜崎あゆみが現れる。
そして、次の歌詞の歌をうたうのだ。
♪噂話も全てタダ　
　別れ話も全てタダ
　タダタダただとも、涙雨～
「タダ（無料）」の繰り返し、拝金主義丸出しなのである。
日本人の道徳観もここまで堕落したのかと、嘆かわしくなった。

私は子供のときから、目先の金銭に惑わされるよりも、崇高な精神を大事にせよと教わってきた。
そして、それが大和魂、日本精神だと信じてきた。
また、芸術家、今の言葉で言えばアーティスト（日本人なら「歌手」と言え）も、そういうものだと思ってきた。
お金はなくてもでっかい夢がある。
歌手はそういう夢を歌うものだと。

日本は中国や北朝鮮でないから、拝金主義を含めてどういう歌を歌おうが自由である。
しかし、孫社長のお先棒を担いで、ソフトバンクは無料だからお得よ、なんて歌って回るのが、果たして芸術家魂にかなっているのか？
浜崎あゆみさんに問うてみたい。

で、最初に触れた義家弘介氏の演説。
４分２０秒辺りから、ソフトバンクCMの話に触れています。

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