嗚呼、麗しの国鉄色４８５系特急「雷鳥」

露大統領北方領土訪問というニュースを聞いて、本来なら「怒髪天を衝く」状態になるべきだが、最近私は疲れている。
ぐったりとして、まるでうつ病になったかのような疲れ方である。
だから、今日は好きな鉄道の話を書いて、気を紛らす。

本屋で「鉄道ジャーナル」最新号を手にとったら、北陸本線の特集なので、つい買ってしまった。
私は高校まで福井県に住んでいた、つまり、北陸本線沿線に住んでいたので、懐かしかったのである。
幼き日の北陸本線。
特急は「雷鳥」、「しらさぎ」、「加越」、「白鳥」など、急行は「立山」、「加賀」、「ゆのくに」、「くずりゅう」などと、優等列車がバンバン走る大幹線であった。
その中でも代表格は、４８５系特急形電車の「雷鳥」であろう。
４８５系といえば「雷鳥」、「雷鳥」といえば４８５系。
肌色ボディに赤い帯。
国鉄時代の典型的な特急車両の塗装である。
「雷鳥」は正統派の国鉄特急であった。

JRとなっても、JR西日本は古い車両をわりと長い間走らせていたので、国鉄色の４８５系を見ることは多かった。
仕事で京都大学に出張するとき、京都駅で見かけると、とてもハッピーな気分になった。
思わず乗り込んで金沢まで行きそうな気分になった…

えっ、４８５系って言われても、分からないって？
こういう車両です。



その「雷鳥」も最近は新型車両に押されて、４８５形の運用は少なくなったらしい。

タグ：特急 雷鳥 ４８５系 北陸本線

コメント 2

私も北陸方面の出張や京都、大阪への旅行ではよく乗りました。

by ymurayam (2010-11-04 16:57) 

コメントありがとうございます。
子供のとき父と福井の家から京都まで出かけることがよくあり、大抵、行きは急行「立山」、帰りは特急「雷鳥」でした。
455系急行形電車の「立山」はすでにないし、父も10年前に他界してしまいました…
by 聖Judyのほうき星 (2010-11-06 01:17)