SSブログ

極めて危険!人権侵害救済法案

人権侵害救済法案、次期国会での成立目指す
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110512-OYT1T00963.htm
(上記記事より引用)
 民主党の安住淳国会対策委員長は12日、不当な差別や虐待で人権侵害を受けた被害者の救済を目的とする「人権侵害救済法案」の次期臨時国会での成立を目指す意向を表明した。


一見よい法案のように思える「人権侵害救済法案(人権擁護法案)」、実は言論弾圧につながる大変危険な法案である。
問題点はつぎの3つ。

1.人権侵害の定義が極めて曖昧である。
よって、当局が恣意的な解釈をすることにより、まっとうな批判を人権侵害として取り締まることができる。
例えば、北朝鮮拉致の糾弾も、北朝鮮国民に対する人権侵害だと訴えられる可能性がある。

2.人権侵害を取り締まる「人権委員会」の権限が強大すぎる。
人権侵害したと訴えられた人に対して、裁判所の令状なしに家宅捜査・物品押収ができる(憲法の令状主義に反する)。
そして、人権委員会メンバーが偏向した思想の団体で占められる可能性もあり、国籍条項もないの外国人も人権委員会に入れる(朝鮮総連もメンバーになれる)。

3.人権侵害を訴えられた人は極めて不利である。
まず、人権委員会による捜査を拒んだら、科料30万円を課される。
そして、訴えた人は何も負担を負わないのに対し、歌えられた人は自分で弁護士を雇って争わなければならない。
人権侵害が冤罪だった場合も、訴えられた人に対する救済措置はない。

そういうわけだから、この法案が成立したら、左翼的な思想を持った活動家などが人権委員会に入って、人権救済という錦の御旗のもと、自分たちに批判的な人達に対して「人権侵害だ」と片っ端から摘発していくことが起こりうる。
つまり、日本が言論統制社会と化してしまうのである。

民主主義国家・日本において、このような言論弾圧法を成立させることは決して許されない。
人権侵害救済法案(人権擁護法案)は極めて危険な劇薬、断固反対である。

反対意見は、例えばこちらへ。
首相官邸「ご意見募集」
法務省「ご意見・ご提案」
民主党「ご意見・ご感想はこちらへ」
自民党「ご意見」
国民新党「国民の声を聞く」
たちあがれ日本「ご意見・ご要望」


nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 4

凍え馬

左翼の言う「言論の自由」は「左翼言論の自由」を意味するんでしょうね…
自分たちに都合の悪い言論は封殺する。これでは隣のあの国となんら変わりはありませんね。
by 凍え馬 (2011-05-14 14:33) 

聖Judyのほうき星

コメントありがとうございます。
産経新聞で八木秀次氏が指摘してましたが、「かん」は「国会内閣制」というのを主張しているそうです。
これは、「かん」が私淑する政治学者・松下圭一氏の造語で、衆議院選挙で政権を託された与党は4年間独裁を許されるというそうで、なんとまあ「都合のいい」理論です。
その4年間の間に外国人参政権やら夫婦別姓やら成立しようというのだから、まさに悪夢の独裁期間です。
さらに人権侵害救済法案が成立したら、4年間どころか永久に独裁が続くではないですか。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110511/plc11051103000008-n1.htm
by 聖Judyのほうき星 (2011-05-15 13:43) 

凍え馬

「国会内閣制」ですか…
それを約80年前に実施した国があります。ドイツです。
菅はヒトラーにでもなったつもりか?だとしたら道は見えていますね(ヒトラーは"自殺"した。)

それにしても、民主党は日本に世界のあらゆる悪政の集大成でも作るつもりでしょうかね。
by 凍え馬 (2011-05-15 18:01) 

聖Judyのほうき星

コメントありがとうございます。

仰せのとおり、ドイツは全権委任法をナチスに与えて、滅亡への道を突っ走りました。
最終的に「かん」達が破滅するのは一向に構わないですが、日本そして国民まで巻き添えになるのは御免蒙ります。

全権委任法といえば、民主党は国会法改正案という、これもまた怖い法案を出したことがありますね。
これは国会に出してすぐ引っ込めたけど、どうなったのか…
by 聖Judyのほうき星 (2011-05-15 21:43) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。