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人権侵害救済法案について、長尾たかし衆院議員のブログを読んで

私は長尾たかし衆院議員のブログ(http://blog.goo.ne.jp/japan-n )を時々読ませていただいている。
長尾氏は「悪名高き」民主党の新人議員であるが、外国人参政権・夫婦別姓・人権侵害救済法案といった日本解体法案にはいずれも反対しており、私は良識ある方と拝見している。

その長尾氏のブログ、8月3日は人権侵害救済法案について記してあるが、これを読んで反省させられる点が多々あった。
どういう点を反省すべきなのか、要するに「ちゃんと考えて戦え」ということである。

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」は必ずしも正しいわけではない。
「敵」はこちらのやっていること言ってることを見て理論武装してくるから、我々も論点をきちんと見据えて論戦に挑むべきとのこと。
それで、何処に論点を定めるべきかというと、長尾氏は
「人権侵害の定義」とは、何故「3条委員会」でなければならないのか。その独立性の何にこだわるのか、8条委員会ではいけないのか。「公務員の国民に対する個別法」で限定対応できないのか?この3点に絞るべきである。

と述べている。

それから、もっと冷静になること、とも言っている。
現実問題として、年内の成立は不可能(と言っている)。
ヒステリックにわあわあ騒いでも、
先方は、「なーんだ、反対慎重派は、゛中間とりまとめ(6.8党決定)→基本方針(今回はここまできた・かなり骨抜きになっているが、独立性が強められている)→骨子作成→要綱作成→法案作成→閣議決定→上程→審議→採決゛という立法順序の基本も知らないような相手なんかっ」と、嘲笑している。

デマに惑わされ、潰せるものも潰せなくなる。

さらに、敵は民主党だけでなく法務省にもいるということにも触れている。

話は折れるが、私が何人かの民主党保守議員の事務所に、人権侵害救済法案について電話した時のことを書く。
電話に出たスタッフの言葉は、
「うちは法務担当じゃないので…」
「推進派議員に電話したほうが効果あるんじゃないの?」
と、私から見るとつれない対応。
もっと親身になって聞いてくれてもいいじゃないの!?という気にもなったが、あながち間違っていないかもという気もする。
電話したときの事務所スタッフの対応を思い出すと、他人事のように考えているような感じが否めない。
同じ民主党でありながら、人権侵害救済機関PT以外のメンバーには人権侵害救済法案の動きがあまり伝わっていないのではないか、という感じがした。
民主党内は情報の伝達が十分に行われていないのではないか。
長尾氏のブログでも、8月18日に
我が党は、いつ何処で誰によって何が議論されているのかが、私のような末端に行き届かない組織。

と記している。
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