国籍を軽んずるお笑い芸人

お笑い芸人の猫ひろしが、オリンピックの男子マラソン出場枠を狙ってカンボジアに国籍を移そうとしていることが、少し前に話題になった。
その猫ひろし、今はもうカンボジア人になって、１６日の東南アジア大会男子マラソンに出場したそうである。
結果は、２時間３７分３９秒で５位入賞。
このレース、五輪代表選考も兼ねていて、カンボジアからただ一人出場した猫ひろしは、（当たり前だが）同国１位となった。
しかし、カンボジア・オリンピック委員会のワット・チョムラーン事務局長は同日、
「２時間２７～２８分を期待していた。満足できる結果ではない」
とコメントし、五輪代表にはまだ不十分、五輪出場のためにはこれから数人の選手と競わなければならないとした。

オリンピックに出たいから選手層の薄い国に帰化するという、国籍というものを軽んずる行為。
もし五輪出場がかなわなかったら、それは自身の愚行に対する報いとなろう。

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111116/oth11111619160005-n1.htm

タグ：猫ひろし オリンピック 五輪 男子マラソン 出場枠 帰化 カンボジア 国籍

コメント 2

国籍を軽んずるといえば、ただ便利だからという理由で日本国籍を取得する反日民族の人もいますよね。まるで国籍を便利なものとしか見れない姿勢は、まさに猫ひろしの行動に通ずるものがありますね。
このことについては、石平さんと金美鈴さんも「日本の帰化制度は緩すぎる。」と警鐘を鳴らしています。国籍というものについて、考え直すことが今の日本には必要なのではないでしょうか？
by 凍え馬 (2011-11-17 01:54) 

コメントありがとうございます。
日本への帰化手続きについて、石平さんは、まるでクレジットカードの申し込みをするようなあっさりしたものだった、と言ってました。
石平さんはその後、伊勢神宮に参拝して日本帰化を報告したそうですね。
「反日民族」といえば、日本帰化しながらどこぞの国の団体にしか目を向けていない国会議員もいますね。
by 聖Judyのほうき星 (2011-11-17 09:38)