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人権救済法案、国会提出へ

人権救済法案、正しくは「人権委員会設置法案」の国会提出が閣議決定された。
http://www.j-cast.com/2012/11/09153327.html

人権救済法案とは、人権侵害・差別行為を取り締まるため人権委員会を設置することを趣旨としている。
しかし、法案にある人権侵害の定義が曖昧であることと、人権委員会が「三条委員会」として強大な権限を持つことから、恣意的な運用により、ごく当たり前の言動を人権侵害行為として取り締まり、言論統制に結びつくおそれがある非常に危険な法案である。
だから、例えば銭湯で「刺青の方お断り」の張り紙を出したら、それが人権侵害と訴えられるかもしれない。
北朝鮮の拉致を非難したら、それが北朝鮮の人たちや朝鮮総連の人達に対する人権侵害だと訴えられるかもしれない。
つまり、人権救済法案は日本に「思想警察」をつくるための法案なのである。

多くの人達がこの法案に強く反対してきたが、とうとう国会提出に至ってしまったという現実を突きつけられると、ショックのあまり頭がかえって麻痺して、何をすべきなのか思いつかない。
何をすべきか…

人権救済法案は国会提出されると、本会議の前に法務委員会で審議される。
というわけで、衆院法務委員会の名簿(http://www.shugiin.go.jp/itdb_iinkai.nsf/html/iinkai/iin_j0030.htm )を見ると、稲田朋美氏、城内実氏、平沢勝栄氏(いずれも自民)といった強硬な法案反対派が名を連ねている。
しかも、稲田朋美さんは理事である。
こうした方々がどれだけ法案を食い止めてくれるだろうか…

とはいえ、長くはない臨時国会期間中に成立の公算はあるのかということも考えられる。
まだ時間は残されている。
それまでに何をすべきか…

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