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政治の話をすることの難しさ

私は最近このブログで毎日のように民主党政治の批判を書いている。
同じような話を家族や知人に話すのだが…

政治の話をすることが難しいのは、話す相手が自分と正反対の思想を持っていて、話が真っ向から対立する場合だけではない。
相手が政治的な話に無関心な場合も、すごく疲れるのだ。

親から「あまり(政治の事を)考えすぎないでね」とメールで言われるが、例えば「人権侵害救済法案」。
こんな法案が画策されていると知ったら、恐ろしくてしょうがないではないか。
政治的な話に関心を向けざるをえないのだ。改めて書く、人権侵害救済法案。
この法案の主旨は、人権侵害の案件に対し「人権委員会」が捜査・摘発するということである。しかし、
・人権侵害の「定義」が曖昧すぎる。
・人権委員会の権限があまりに強すぎて、裁判所の令状なしに(!)家宅捜査、物品押収、聴取などを行える。
・だから、ある案件について人権侵害か否か恣意的な判断がされ捜査されるので、公権力による言論の弾圧につながるおそれがある(例えば、北朝鮮を批判したら、これは朝鮮総連への人権侵害だという解釈だ、といった滅茶苦茶な運用がされる可能性がある)。
というわけで、こんな法案が通ったら、日本が言論弾圧国家になってしまうのだ。

#ところで、いわゆる”人権派”弁護士センセイは(私の知る限り)この法案に対して口をつぐんでいるように見えるが、これはどういうことか?
#人権侵害救済法案、これをどういう団体が推しているのか、を考えると、表立って反対の声をあげることが難しいのがつらい…

この法案以外に、最近問題になっている外国人地方参政権付与をはじめ、外国人住民基本法、重国籍容認、夫婦別姓、戦没者国立追悼施設、国会図書館恒久平和調査局など、どの一つをとっても国中大騒ぎになるような法案・政策を検討しているのだ。
こんなのを黙って見てろというのか!?

で、家族との会話に話を戻すと、
私「民主党の人権侵害救済法案はこんなに危険なんだ(と、あれこれ説明)」
家人「ふーん…」
私「人権侵害救済法案が通ったら、僕は逮捕されるかもしれないよ」
家人「じゃあ、外国に移住すれば?」(あるいは「ホームページに書いてあること、全部消しちゃえば?」)
…というわけで、私の不安を誰も受け止めてくれない。

親は
「考えすぎるな」
というが、それは
「私は一緒に考えないから、考えたいならあなたひとりで考えてね」
といってるようなもので、どーんと孤独に突き落とされている。

誰か私の不安を共有してくれないか…
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