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児童ポルノ取り締まりの法案

批判すべきは民主党ばかりでない。

衆議院公式サイトで、審議中の法案のひとつ「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案」というのを見つけた。

断っておくが、私は、児童ポルノは許されざる重罪であり、児童虐待にあたると考える。

その上での話だが、上記改正案では、児童ポルノの単純所持を禁止している。
これは問題だと思う。
次のように冤罪を生む可能性があるのだ。
例えば、ある人が自分の嫌いな人に児童ポルノ画像を添付したメールを送ったとする。
相手はそのメールのて添付画像をハードディスクから完全に削除しないと、それが摘発される可能性があるのだ。

児童ポルノ憎しと思うのは私も同じだが…
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コメント 2

凍え馬

こんばんは。

この法案、同じ「単純所持」を禁じている薬物関連法と大きく異なる点がひとつあります。
それは、児童ポルノとそうでないものの線引きがあいまいであるという点です。これは、人権侵害救済法案と同じ問題を抱えているということです。
ですから、児童ポルノ云々というよりも、線引きの曖昧で、主観の入れる余地が大きすぎる法案を通すことが、実はSランク危険法案を成立させる大きな布石になりかねない、ということです。
by 凍え馬 (2010-02-19 01:54) 

聖Judyのほうき星

御意。
児童ポルノについて、絵画や漫画にまで取締の対象にすると、表現の自由を侵す可能性が大きいですね。
表現者のモラルの問題にまで立ち入るのは、ある意味思想警察に成りかねません。
この件に関して私は、児童虐待行為をどうやって防ぐかについて、焦点を絞るべきだと思いました。

ポルノの取締は表現の自由にも関わる問題であり、なかなか難しいですね。
by 聖Judyのほうき星 (2010-02-19 20:03) 

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