幸福実現党、いじめ防止法

昨日のブログにも書いた通り、外国人参政権反対集会に行ったとき、幸福実現党が小冊子を配っていた。
幸福実現党はよく知られている通り、「幸福の科学」の政党である。

小冊子に記されている政策を見ると、全般的に保守派的な内容である（昨年の選挙のとき、北朝鮮のミサイルは許さない、と街宣カーでよく叫んでいた）。
肝心の外国人参政権については小冊子に記されていないが、反対集会でビラ配りをしたり、同党の党員の演説で外国人参政権反対を訴えている映像がYouTubeにあるから、外国人参政権にも同党は反対であると考える。

これとは離れたところで、政策のひとつに気になるところがあった。
教育行政で、学校でのいじめをなくすために「いじめ防止法」を制定するとある。
学校のいじめそのものについては、私自身も、集団でひとりをいじめるのは卑怯だと教えなければならないと考えるし、学校はきちんと対処せねばならないと思う。
しかし、「いじめ防止法」という法案を実際に作ったら、人権擁護法案と同じ問題が出てきそうな気がする。
取締の対象になる「いじめ」の定義は曖昧になりそうだから、恣意的な運用で冤罪が生じそうなのである。

こう言ってはなんだが、幸福実現党が政界である程度の勢力を獲得しないと、この問題は表面化しないだろうけど。

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