連休の憂鬱

ゴールデンウィーク（GW)といっても、私は特に何処かへ出掛けたいという気になれない。
私の過去を振り返っても、５月のGWに旅行したことはあまりない。

理由は、１週間前後という短い期間に大勢の観光客が集中するからだ。
大勢の人ごみを塗って、電車の座席を取るために走りまわったり…と、考えるだけでうんざりする。
さらに、GWだからどこかレジャーに出掛けなければという強迫観念が、よけい心を萎えさせる。

夏休みなら１～２ヶ月の幅があるので、旅行に出るのもそんなに苦労はないが。

個人的には、春のGWの祝日を変えてもいいなと思う（もちろん、今検討されているGW分散化とは違う）。
私は、祝日を下記のように変えたいと思う。

・４月２８日　主権回復記念日…サンフランシスコ講和条約が発効し、終戦後の占領から解放された日。
・４月２９日　昭和の日…昭和天皇の誕生日
・５月５日　こどもの日…端午の節句

５月３日の憲法記念日、米国占領下で押し付けられた憲法を、そんなにありがたがる気はしない。
５月４日のみどりの日、存在意義さえない。

祝日は休みをとるための日だけではない。
日本の歴史・文化において重要な日を祝うためにあるのだ。

タグ：ゴールデンウィーク GW 主権回復記念日 昭和の日 こどもの日 憲法記念日 みどりの日 祝日

コメント 4

主権回復記念日…
大筋では賛成できるのですが、今の日本で本当にそれが祝えるかどうか…
もっと積極的かつ主体性の高い防衛を実現しないと、本当に主権を回復したとはいえそうも無いです…
早くアメリカから防衛に関して自立し、中国と互角に戦える実力を持つべきです。
もちろんそのためにはミサイルでも核でも持つ覚悟をすべきでしょうが…
by 凍え馬 (2010-05-01 17:47) 

御意。
自主憲法の制定が実現してはじめて、日本は真に独立し、主権を回復したと言えるでしょう。
国防については、故・中川昭一氏が述べていたように、日本も核武装について議論すべきでしょう（「みずほ」がぎゃあぎゃあ騒ぐでしょうが）。
by 聖Judyのほうき星 (2010-05-01 18:37) 

しかしながら、社民党のような数議席しか議席を持っていない政党が政権で幅を利かせているというのは納得がいきません。
国民は「民主党」に任せたのであって(それが正しいかどうかは別問題ですが…)、「社民党」に任せたわけではない。
米軍基地問題にしても、社民党が足を引っ張らなければ実は今頃は新たな計画がスタートしていたのかもしれません（それが正しいかどうかは別問題ですが…）。
by 凍え馬 (2010-05-01 20:25) 

「みずほ」は、泡沫政党の党首でありながら、閣僚の座が棚ぼたで降ってきたのをいいことに、言いたい放題ですね。
選挙の得票数が少ない、つまり、国民の信を十分に得ていない政党の党首のくせに、防衛という国の安全に関わる重大な案件に深刻な影響を与えているとは、民主主義がちゃんと機能しているのかと疑問に感じます。

民主党にしても、かつての社会党が素人のままで政治を行っているように見えます。
もっとも、亡国政策で避難されたINDEX2009は、旧社会党の職員がつくったといいますから、当然の帰結なのですが。

by 聖Judyのほうき星 (2010-05-02 10:48)