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高速鉄道事故、中国政府は情報隠蔽

中国高速鉄道事故。

中国当局は、ろくに事故原因を調査しないまま、地面に穴を掘って事故車両を埋めようとしている。
そして、23日夜の事故に関わらず、25日にはもう運転を再開している。
事故の一番の原因は明らかに、途中の線路に停車しているにもかかわらず後続の列車が走ってきたことである。
ならば、列車制御システムに欠陥があったと疑われるのは当然であり、信号や制御装置あらゆるものを徹底調査しなければならない。
もちろん、事故現場のレールに歪みが生じている可能性もあるので、それも調べなければならない。
そうした調査をろくにせず、事故車両を地中に埋めたりして、さっさと列車運行を再開している。
他所の国のことながら、怒りを覚える。

元中国人の評論家・石平氏がメルマガに緊急寄稿し、この鉄道事故のことを記している。
この「緊急寄稿」は石平氏公式サイトhttp://www.seki-hei.com/ でも閲覧できる(「バックナンバー」のページにある)。
石平氏は緊急寄稿で、鉄道事故から浮かんでくる中国政府の情報隠蔽体質を批判している。
そして、中国鉄道省およびその幹部が一番恐れていることは、高速鉄道計画が減速して「利権」にありつけなくなることだとし、
***
「国威」と「利権」のために、人間の命なんかはどうでも良いというのは、
まさにこの「人民共和国」の一貫とした流儀なのである。
***
だと断じている。
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コメント 2

凍え馬

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011072600627

まぁ、この程度のことは「当たり前」のことなんでしょうね。
事故の起こった国が国ですから。
by 凍え馬 (2011-07-26 20:12) 

聖Judyのほうき星

コメントありがとうございます。
証拠隠滅に情報統制…と、中国らしい話が続きますね。
by 聖Judyのほうき星 (2011-07-26 23:07) 

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